トルネコの大冒険〜不思議のダンジョン〜 

  このページでは“SFC版 トルネコの大冒険〜不思議のダンジョン〜”での攻略をしている。何故背景が暗いのかというと、夜中にこれを書いていて目が痛くなってきたからだ。 

 しあわせの箱を持って帰った瞬間、「もっと不思議のダンジョン」へと潜る事が出来るようになる。このもっと不思議のダンジョンの攻略は慣れるまで非常に難しい。もっと不思議〜を攻略するためには単純なようだがまずレベルを十分にあげ、アイテムをたくさん持つことが大切だ。効率よくレベルを上げるためには、ただ戦闘を多くすればいいというわけではなく、≪カモ≫になるモンスターとは積極的に戦い、それ以外のモンスターとは極力先頭を避けるという戦法を取る。この事は後記を参照にして欲しい。 

 次にアイテムの説明をする。もっと不思議のダンジョンの攻略に重要なアイテムはいくつか存在するので、そのいくつかを下に挙げる。 

1.指輪 
  モンスターハウスを無効化でき、かつ戦闘をかなり避けられる『とうぞくの指輪』が最強。だが出てくる確率はかなり低いのであまり当てには出来ない。平均的に見て頻出するものから選ぶとすれば『人形よけの指輪』(どろ人形、ミステリードールの特殊攻撃を防げるので、レベル上げが効率よく出来る)か、『ちからの指輪』(ちから+3は小さいようで実はかなり効果的)が有効になるだろう。人形よけが出なかった場合、ミステリードール対策に『毒けしの指輪』を装備してもいいだろう。もちろん後半では『ワナ抜けの指輪』も効果的だが、これも落ちている確率が低いので期待はしない。 

2.草 
 『まどわし草』『ラリホー草』が有効。ドラゴンのようにマトモに戦いたくない相手にはまどわし草、ギガンテスのように固くて強いが経験値は高い相手にはラリホー草、というように要所要所で使い分けるようにしたい。 
 『メダパニ草』『すばやさの種』はシルバーデビル等には無駄に終わる事が多いので基本的に期待しない。なお、当然だが『弟切草』は最低二つは常備しておきたい。 

3.巻物 
 『かなしばりの巻物』が最強。出来れば3つほどは持って後半にのぞみたい。その他戦闘に役立つ巻物は存在しないので、あとはワナ対策に『レミーラの巻物』でも1、2枚道具欄と相談して持っていれば良い。 

4.杖 
 当然『ザキの杖』がもっとも使える。が、祈りの巻物があまり出なかった場合頼れない。なので常備したいのは『ボミオスの杖』だろう。出来れば2本ほど持っておきたいところ。あとはドラゴン対策に『変化の杖』でも持っていれば安心。『もろ刃の杖』『バシルーラの杖』は後半になると逆に危険だったり、あまり効力を示さなくなったりするので、中盤までには使い切っておく。

 しかし、何度もやっているとどうしても効果的なアイテムが落ちていないもあるので、アイテムを落とす確率の高いモンスターを積極的に倒す事を心掛けよう。 

 装備に関しての選択。 

武器:ドラゴン対策にドラゴンキラーを装備したい所だが、≪もっと不思議≫では、はぐれメタルの剣や正義のソロバンが結構頻出するので悩む所。とりあえずドラゴンキラーを拾えばそれをキープしておけばいいが、その後ではぐれメタルの剣などを拾えばそちらに変更する。ドラゴンだけが敵ではないので、基本攻撃力を重視したい。その際ドラゴンは必ずアイテムを使って倒すようにする。当然、バイキルトの巻物はドラゴンキラー以上の武器に使う。序盤で装備も頼りない状況でたくさん拾っても、決して読まないこと。 

:基本的に皮の盾を常に装備しておく。満腹度の減りが半分になり、効率よくモンスターを狩れるからだ。なので戦闘用の盾は別に持つことになるが、これは単純に守備力で決めれば良い。特殊効果を持つ盾は常備している皮の盾と、おばけキノコの毒を無効化する『うろこの盾』、防腐効果のある『みかがみの盾』、そしてドラゴンの炎を半減する『ドラゴンシールド』だ。この中で最後まで使えそうなのはドラゴンシールドのみなので、特殊効果にはこだわらない。特に防腐効果のあるみかがみの盾は、常に皮の盾を装備しているので実質特殊効果は無いのと同じなのだ。 
 『うろこの盾』に関してはおばけキノコの出てくる4Fから出来れば持っておきたい。しかし、そのうち一撃で倒せるようになるのであまり長々と持っていても仕方ないといえば仕方がない。 

道具の選択が済んだ所で大まかな流れを追っていく。 

1〜4F 

よほどのツキに見放されない限りは安全なエリア。1〜2Fでは“ゴースト”に注意しながら落ちているアイテムを回収する。念のため戦闘終了後にHPが半分以下になったら全回復させておこう。この時点ではまだアイテムの判別は保留しておく。 
 4Fに上がった時点ではじめての≪カモ≫モンスターが出てくる。それが“スモールグール”。そこそこの盾さえあれば、部屋の入口で殴っているだけでこっちのレベルがどんどん上がる。盾の強さが心細かったり無かったりした場合は、L字通路で対応する。こうすれば2匹以上に増えることはなくなるので、かなりの確率で凌げる。あとは近くにループする場所を探しておけば、ピンチのさい歩いて回復が出来るので便利だ。 

5〜6F 

この辺りで武器・盾がある程度のものが拾えている事が多い。最終装備までとはいかなくてもいいので、例えば『銅の剣』『うろこの盾』くらいで構わない。装備が二つ揃った所で巻物の判別を開始する。巻物の判別方法は簡単で、“すべてのエリアを見回った後、階段の手前で読む”というもの。これは当然ながら『ワナの巻物』『くちなしの巻物』によるマイナス効果を防ぐためだ。この二つが判別できた後は拾った先から読みまくっても問題ない。なお、読んださいに『どれを?』と出た場合は保留しておく。 
 巻物の判別が済んだら次は草の判別を開始。草の判別方法で守るべきことは“HPが満タンの状態で、出来るだけ多くの種類の草を同時に飲む”ということ。HPを満タンにする理由は『薬草』『弟切草』での最大HP増加を狙っての事。この二つが判別できた後は拾った先から飲みまくっても問題ない。そして“出来るだけ多く〜”の理由は、マイナス効果のある草を同時に飲んで効果を重複させ、回復時間を節約するためだ。 
 さてこの辺りで重複している草が1,2個あるはず。いらない草だった場合、それに『どれを?』と出た巻物を使おう。杖に使いたい気持ちはわかるが、もし『パンの巻物』だった場合、貴重な杖を失いかねないので自重する。祈りの巻物一枚とボミオスの杖一本では後者のほうが圧倒的に重要だからだ。いらない草が無い場合は木の矢でも一本拾ってそれを使ったり、便宜いらないアイテムを用意する。 
 この階層で出現するようになる“ミイラ男”は少し厄介。装備が整っていない場合、『薬草』を投げたり、各種の草を使用して退治するようにする。“おばけキノコ”にも同じことが言える。うろこの盾を持っていない場合は矢などでけずってから攻撃するように心掛けよう。出来れば戦闘終了後にはHP20以上を保つようにする。 

7〜9F 

 待ちに待った杖の判別を開始する(笑)対象は“わらいぶくろ”。こいつに杖を振れば大体効果がすぐわかる。HPが半分減った場合、木の矢の一撃で死んだ場合は『もろ刃の杖』。死ななかったら『大損の杖』。姿が消えた場合、木の矢を打って当たらなければほぼ『バシルーラの杖』。当たればほぼ『レムオルの杖』。ここで『ほぼ』と使ったのは稀に違う場合があるからだが、殆ど無視してもいいような低確率なので詳しくは省くことにする(例えば 変化→シャドーとなった場合など)。ニ倍速になったら『ピオリムの杖』。鈍足になったら『ボミオスの杖』。増えたら『分裂の杖』。違うモンスターになったら『変化の杖』。 
 さてさて振って何も起こらなかった場合が少し厄介。これは『転ばぬ先の杖』『ザキの杖』になるわけでが、判別するには出っ張り石のワナを踏む必要がある。どうしても見つからない場合は『インパスの巻物』を使ってしまおう。たくさんあるのなら『祈りの巻物』を使っても構わない。50%の確率で無駄になるのだが、それほど『ザキの杖』は重要なのだ。 
 さてアイテムの判別が大体済んだ所で攻略を開始する。この階層でもっとも≪カモ≫になる敵は“わらいぶくろ”。効率よく倒すために最初からGは拾わず0Gにしておく。“きめんどうし”は地味に攻撃力が高いので注意する。木の矢を使うほどではないが、HPには余裕を持って攻撃したい。 
 8Fからは強敵の“キメラ”が出現する。盾が弱い場合は一撃受けるだけでも危ないので、矢があれば遠くから打ちまくって一撃で倒せるくらいまでけずる。先制攻撃を受けたりして倒すのが困難な場合は、持っているアイテムをどんどん使おう。出し惜しみをしていると平気で殺されるので、大胆にいっても構わない。 
 追記:杖の判別が済んだら、インパスの巻物があまると思うので片っ端から指輪に使ってしまおう。指輪は装備した瞬間にわかるものが少ないからだ。(ちからの指輪、ハラペコの指輪、ルーラの指輪くらい)指輪が無い場合は回数を調べるために自分が一番好きな杖にでも使っておこう。ちなみに僕の場合はボミオスに使うことが多い。 

10F〜12F 

 第二のカモ、“くさったしたい”が出現する。『皮の盾』を装備している場合などは特に稼がせてくれる。なお未判別の杖がある場合、こいつに振っても判別がしやすい。 
 “ベビーサタン”は木の矢や『もろ刃の杖』、ワナの地雷などを使って積極的に倒す。徒労に終わる事もしばしばだが、重要アイテムを落とした場合はそれだけでぐっと冒険は楽になるだろう。 
 少々厄介な“さまようよろい”も登場する。こいつはとにかく固いがそれほど強敵だというわけではない、というなんともの扱いづらい相手。武器や力が弱い場合はアイテムを使用して退治することになるが、『メダパニ草』『目つぶし草』『もろ刃の杖』などを使う。『ボミオスの杖』『まどわし草』は後々のために置いておく。 

13F〜15F 

 別名:トラウマ量産機の“爆弾岩”が登場する。ここに到着したばかりでは倒す事はまず出来ないので、適当にダメージを与えて放置するようにする。無理に倒す事は無いが、“ベビーサタン”が近くに居た場合、矢を打って誘爆させよう。安全にアイテムを取る事が出来る。 
 微妙なカモ“うごくせきぞう”“さまようよろい”の強化版とでも思えばいい。そこそこ装備が揃っている場合はHPを完全回復させたらタイマンでも十分勝てるので積極的に戦う。矢があれば絶対にHPが満タンで先制攻撃できるので便利だ。結構な頻度でアイテムを落とすので、出来れば見つけた端から倒しておきたい。15Fが終了した時点でレベルは16以上あるのが望ましい。 

16F〜18F 

 別名:第二のトラウマ量産機の“どろ人形”が登場する。『人形よけの指輪』を持っていない場合は戦えば戦うほどレベルが上がらなくなるので、木の矢や杖を使って確実に倒すようにする。相手に一度も攻撃のターンをまわさないようにするのがポイント。(通称:ずっとおれのターン!作戦) 
 久しぶりのカモ“ゴーレム”が出てくるのもこの階層から。装備が整っていればそれほど恐ろしい敵ではないので積極的に倒すようにしよう。皮の盾を装備している状態で先制攻撃を受けたりしなければ、問題なく倒せるだろう。経験値が高いので、なるべくコイツを狩るようにする。“どろ人形”のおかげでレベルアップがはかどらないとは思うが、18F終了時点でレベルは18程度あるのが望ましい。 

19〜21F 

 うっとうしい“ミミック”が登場するのがこの階層から。何気に攻撃力がかなり高いので、アイテムを拾うさいは皮の盾から必ず戦闘用の盾を装備しなおすようにする。“シャドー”もこの階層から登場するが、話にならない雑魚なので、適当に狩って経験値を稼がせてもらおう(笑) 
 20Fからは最後のカモ“ギガンテス”が登場する。いわば“ゴーレム”の強化版なので怖いことは何もない。ただ“ゴーレム”と同じく皮の盾を装備している状態で先制攻撃を喰らうと非常にまずい。こうなった場合はアイテムを使って凌ぐようにする。 
 21Fからは“おおめだま”が登場する。出来るだけ部屋に入った時にモンスターが居た場合は一旦引いて通路で攻撃するようにしよう。通路で“おおめだま”が睨みをしてきても十字キーをがちゃがちゃやっていればそのうち治るので退治しやすくなる。通路ではカモになるが、降りた瞬間部屋の中にいた場合なんかは少し厄介。アイテムを使って倒すようにする。この場合は『かなしばりの巻物』が有効。21F終了時にはレベルは20程度欲しい。21Fが最後のレベル上げの機会だと思おう。 

22F〜30F 

 別名:第三のトラウマ量産機、“ミステリードール”が登場する。『人形よけの指輪』が無い場合はこいつのせいでレベル上げをしていても逆に弱くなる場合があるので、ここからはとにかく階段まで直行する。寝ているモンスターは無視、等速のモンスターからは逃げられるようなら逃げる。とにかく階段をまっすぐ目指そう。 
 23Fからはある意味最強の敵、“シルバーデビル”が出現する。攻撃力が12以上、守備力15以上程度あるのならそれほど恐ろしい敵ではないが、それ以下の時が恐ろしすぎる。さらに逃げられないので、こいつには『まどわし草』を投げて逃げてしまおう。 
 24Fから“アークデーモン”が登場する。簡単に言えば“ゴーレム”の最終形態なのだが、とにかく固いし強い。戦闘になったらやっぱりアイテムを使うはめになる。 
 25Fから登場する“ドラゴン”はマトモに戦わないのが吉。部屋の中にいた場合はジグザグ歩行で逃げながら階段を目指すようにする。 
 一貫して言えることだが、23F以降は敵と戦えば戦うほどアイテムを消耗してしまう。なので、出来る限り戦闘は避けながら階段を目指すようにしたい。


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