Sim City〜目指せ! メガロポリス〜
ここではシムシティ(SFC版)においてメガロポリス(人口50万人)を作る手段を公開していきます。はじめてやる人にとってはかなり敷居の高い到達地点ですが、このフローチャートを忠実に守ればきっと見事攻略出来るはずです。多分。
1.マップ選択
マップを選ぶポイントとしては、『水域が20%以下』ということが重要です。土地の広さによってはメガロポリスはほぼ不可能なマップなどもあるので、ここは絶対に守っておきたいです。更に言うとすれば、川が真ん中に通っていて土地が二分しているマップがよい感じです。具体的にナンバーを挙げるとすれば……あまりテンプレどおりの攻略はしたくないのですが、やはりNo.61ということになります。水域は15%でさらに土地も二分されていて言う事なしのマップです。まぁ取扱説明書にも書いてあるオーソドックスすぎる土地ですが、これ以上有用に使えるマップが確認できない以上仕方ないですね。
1,5.マップの開発
2.ビレッジ〜シティ
まず最初は原子力発電所を土地の一番左上に建てます。$5000と比較的割高ですが、火力発電所よりははるかにコストパフォーマンスが良いのでしょうがない出費とみます。その後は電線をつなぎ、図のように工業地、商業地、住宅地を建てていきます。基本的に工業地・商業地・住宅地は1:1:2の割合がもっとも発展しやすいらしいですが、そんなのはガン無視です。右上の需要供給フラグを見て臨機応変に建てていきましょう。
3.シティ〜キャピタル
さてシティまでたどり着けば、あとはまた今までどおりにしていきます。需要供給フラグを見ながら対応して、時には放置プレイ。そして犯罪が増えれば警察署を建設。そんな感じでいけばなんの問題もなく人口は伸び続けます。ただ、ここで第一の関門が襲ってきます。それが、『スタジアムの建設』です。大体人口が2万人を越えた辺りで要求されるのですが、建設しなければ住宅地の需要がプラスにならないという酷い仕打ちを受けるのですぐさま建設しましょう。出来れば要求が来る前に建てておくのが望ましいので、資金に余裕がなければ新規建設を諦め、放置プレイをしてお金を貯めておきましょう。よほどヘタなことをしない限りカジノのおかげでプラスを保てていると思いますので。さてさて無事スタジアムを建設出来たとしてもその辺りで更なる要求が待ち受けています。それは『港』です。港は建設しなければ商業地の需要がプラスにならないので、これもすぐさま建設するのが望ましいです。建設場所はマップの最も右下にでも建てておきましょう。電気は通っていなくても問題はありません(むしろ電気は通らせない方が正解。というのも船が出港しないので、難破事故が起こらないのです)。これで要求が終わったーやれやれーとしたところでまた関門です。それは、『第二の発電所』です。ぽんぽん街を拡大させていっているとこの辺りで電機が足りなくなっていきますので、また原子力発電所を建設しなければいけません。つまり、スタジアム・港・第二の発電所とすべてで1万ドル以上ものお金がが必要になってきます。人口が3万人前後になれば開発はストップして、お金を貯めておくようにしましょう。
3・キャピタル
三つの関門を抜けたと思ったのもつかの間。キャピタルになれば間もなく『空港』の要求が襲ってきます。空港は10000ドルと些か法外な値段を誇っているので、やはりしばらく開発をストップさせて貯金を貯めておかなければいけません。ピーチ銀行に頼る、という方法もあるのですが、やはり毎年500ドルの返済は痛すぎるので、出来るだけ避けましょう。なお空港の建設場所はマップ右の真ん中辺りにある小島がおすすめです。港と同様電気を通らせる必要はありません(電気が通ってない=飛行機が飛ばない=墜落事故が起きない)。
この辺りになると工業地や商業地の需要がぐんと上がる(街のレイアウト的に仕方ないのですが……)ので、雇用不足になりがちです。なので、下のマップは完全に工業地帯にしてしまいます。下の島は建てられるだけギッチギチに工業地を建てましょう。ちなみに工業地は犯罪とは無関係に発展します。ということは、つまり、この工業地帯には警察署は不要です。犯罪発生率なんてガン無視してボンボン建設しちゃいましょう。
4.メトロポリス
さてさて見事にメトロポリスが達成できたわけですが、ここからは今までとはまったく別の戦いが始まります。それが、“単純作業の繰り返し”という点です。メトロポリスにまでなれば収入も安定し、人口も徐々にですが増え続けていきます。開発の順番は上の図を見ながらやってもらえばいいのですが、今までのように資金不足に悩まされることもなくなり同じことを繰り返して徐々に人口を増やし続けていくのが退屈極まりないのです。まぁそんなことを言っても仕方がないので少しずつ街を発展させていきましょう。なお、注意点は以下にまとめておきました。
■ 犯罪発生率に注意する。
メトロポリス以降で人口が伸び悩む原因にはまずこれがあげられます。犯罪発生率は細かくチェックを入れて、少しでも犯罪がある箇所が見つかれば警察署を建設して対処しましょう。犯罪がある=地価が下がる=発展が遅くなる なので、特に住宅地・商業地に関してはシビアに犯罪を根絶していきます。この二つに関しては高い地価を保っておきたいですからね。
■ 雇用不足に注意する。
レイアウトどおりに建設していけば遅からず雇用不足に襲われます。というのも商業地を建設できる場所が限られているからなのです。なので、あまりに商業地が少なくなってしまった場合、本来住宅地を建てるべき場所を少しだけ商業地用に改良しましょう。その際、住宅地と同じように高い地価を保っておかなければいけないということは言うまでもありません。
■ 有効なプレゼントを入手する。
町が発展していくにつれて、マップの外側の地域がスラム化していきます。つまりは地価が低い地域が生まれてくるわけですね。そうなれば人口が伸び悩むことがあります。その際に有効活用できるのがプレゼントです。勝手に地価が上がってくれるこのプレゼントは是非とも有効活用したいところです。スラム街だけではなく敢えて都心近くに建設して住宅地をTOPにするなどいろいろ使い勝手はあります。さてこのプレゼント、実は狙って取れるものがいくつかあるのです(前述したカジノもその一つです)。狙いやすいものといえば『大きな公園(公園を300、600、900建てる)』、『駅(線路を50km、200km建てる)』、『図書館(学校の数が3、6、9の時)』などでしょうか。
■ 『埋め立て』活用法
大体マップの9割を開発した辺りでメガロポリスになるとは思いますが、すべて開発しても50万人に届かなかった場合、埋め立てを活用します。さてこの埋め立てを何処に建設するかですが、ズバリ『マップのど真ん中』です。ど真ん中には川が横切っていますが、そのチョイ上あたりには住宅地が並んでいることでしょう。その真下を埋め立てます。というのも川の付近は自然と地価が高くなるので、ここを埋め立てれば住宅地はほぼ間違いなくHighかTOPになるのです。商業地でも構わないのですが、出来れば人口総数の多い住宅地を建設するのが理想的です。
さてさて後一歩のところで届かない、といった場合ですが、二つほど方法があります。まず一つは『プレゼントをツブす』です。きっと住宅地や商業地が建設されている地域にいくつかプレゼントがあると思われるので、その幾つかをツブして住宅地・商業地を建設しましょう。その頃には地価もあがっていると思われるので、プレゼントをツブして困ることは特別収入がなくなることくらいです。まぁここまで来たら特別収入もあまり大きな意味はなしていないので、思い切ってツブしちゃいましょう。ただ、カジノは1年で300ドルなので後回しにしましょうね。それでも50万人に届かなかったという場合は、もう最後の手段です。それが、『税率を0%にする』ということです。もう街も開発しきっていると思うのでお金はほぼ不要なので思い切ってノー税金政策に踏み切ってみましょう。グングン人口が増えることは請け合いです。
以上の事柄を守れば、きっとメガロポリスが達成できることでしょう。憧れのマリオ像を建設すれば、きっとあなたのココロも満足されることでしょう!